https://www.yomiuri.co.jp/world/20220126-OYT1T50236/

米国のバイデン大統領が25日、ロシアがウクライナに侵攻した場合に、プーチン露大統領個人への制裁を検討していると示唆し、
プーチン氏の資産に注目が集まっている。
プーチン氏は「世界一の富豪」(反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏)との指摘もあるが、資産の実態は謎に包まれている。

露大統領府が毎年公開している資料によると、プーチン氏の年収は1000万ルーブル(約1400万円)程度で、
保有資産も約75平方メートルのアパートと駐車場、国産車数台となっており、他の閣僚より少ないほどだ。

だが実際には、プーチン氏の友人らが「金庫番」として巨額の資産を管理しているとの疑惑がある。

2017年には、プーチン氏と親交があった投資家が米上院の委員会で、プーチン氏の資産総額が約2000億ドル(約22・8兆円)に
上るとの推計を証言した。