いまから17年前の2005年(平成17年)1月27日は、ニンテンドーゲームキューブ用ソフト『バイオハザード4』が発売された日。
『バイオハザード4』は、カプコンから発売されたホラーアクションゲーム。
国内外で非常に高い評価を受けたシリーズ作品のひとつ。
ナンバリングは“4”だが、メインシリーズとしては3作目の『バイオハザード3 ラストエスケープ』の後、『バイオハザード コード:ベロニカ』と『バイオハザード0』を挟んで発売されたシリーズ6作目となっている。
最大の特徴は、やはりフルモデルチェンジされたゲームシステム。
『バイオハザード』シリーズと言えば、固定されたカメラアングルの中でキャラクターをラジコン操作で動かすのが伝統だったが、『バイオハザード4』からはプレイヤーの背後からの視点“ビハインドビュー”を採用したのが衝撃的だった。
これには歴代シリーズファンの誰もが相当驚かされたはず。
筆者の周囲ではあまりに変化が大きかったため、不安視する意見も多く見られたほどだった。
しかし、蓋を開けてみると意見は一転。
いまで言うTPS風の画面は、敵の頭や足などをピンポイントで狙い撃ちしやすく、銃撃の楽しさがグンとアップ。
主観視点とは異なり操作キャラクターが写っているおかげで日本人にもなじみ深いプレイ感覚のまま遊ぶことが可能で、しかも距離感や位置関係なども把握しやすいとあって非常に高い評価を受けた。
アクション性を高めた分だけ、謎解き重視のアドベンチャー要素が控えめに設定されており、テンポよくゲームが進行するのも快適でよかった。
主人公は『バイオハザード2』でも登場したレオン・S・ケネディ。
もはや新米警官ではなく、合衆国政府に認められたエージェントとなっており、大統領令嬢のアシュリー救出の命を受けていたのだから成長ぶりが凄まじい。
『バイオハザード』と言えば“ゾンビ”というイメージだったが、ゲームシステム同様に敵勢力も一新。
本作ではゾンビは一切登場しておらず、ザコ敵として襲ってくるのは“プラーガ”に寄生された“ガナード”なのでお間違いのないように。
そんなガナードが話すスペイン語も当時、けっこうな話題になったので覚えている人もいるのではないかな。聞き慣れない言語ゆえか空耳で日本語に聞こえてしまうというもので、有名なものでは「おっぱいのペラペラソース」や「ウンコだ捨てろ」などがある。
ペラペラソースの意味はまったくわからないが、とにかくすごいインパクトなので聞いたことがなければぜひチェックしてみてほしい(笑)。
なお、本当の意味は「八つ裂きにしてやる」といった類の言葉らしい……。
2019年5月23日には、本作の移植版がNintendo Switchで発売。
プレイステーション4、Xbox One、Steamにも移植されているので、現在はお好きなハードで楽しむことが可能だ。
https://s.famitsu.com/news/202201/27248925.html
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