「こんなママでごめんね」 3歳長女餓死事件、母親も虐待された過去

梯沙希被告(左)と亡くなった稀華ちゃん。ハロウィーンに合わせて撮影したとみられる=知人提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20220128002719_comm.jpg

東京都大田区の自宅マンションに3歳の長女を放置して餓死させたとされる梯(かけはし)沙希被告(26)の裁判が28日、東京地裁であった。
被告は部屋にひとりぼっちにした長女に「こんなママでごめんね」と謝ったと振り返り、「自分が憎い。いまでも憎い」と涙ながらに自らを責めた。

梯被告は長女の稀華(のあ)ちゃんと2人暮らしをしていた2020年5月に4日間、翌6月に9日間、十分な飲食物を与えないまま
稀華ちゃんを寝室に閉じ込め、交際相手に会うために鹿児島に旅行。2回目の旅行から帰宅した同月13日までに、
脱水症や飢餓で稀華ちゃんを死亡させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われている。
https://www.asahi.com/articles/ASQ1X6DWSQ1XUTIL074.html?iref=comtop_7_01