自宅に招いた男子高校生に睡眠薬を飲ませ、わいせつ行為をした元教師の男に、懲役1年6ヵ月の実刑判決が言い渡されました。

判決によりますと、中村洋一郎被告(37)は、東京都内の私立学校に教師として勤めていた2014年、自宅に招いた男子生徒(当時17)に、睡眠薬を混ぜた飲み物を飲ませ、抵抗できない状態にして、わいせつな行為をしました。

これまでの裁判で中村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めていました。

判決で大阪地裁は「生徒との信頼関係を裏切る、卑劣で悪質な犯行」とした上で、「(被告が)虚偽を述べ、長期間にわたり犯行が隠蔽されていた」ことも踏まえ、懲役1年6ヵ月の実刑を言い渡しました。

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