ライブビューイング・テレワークプランは好調 「歌わないカラオケ」への転換、急ピッチで加速

カラオケでの集客が難しいなか、カラオケ各社では「歌うだけの場所」からの脱却、通常のカラオケ利用以外の需要取り込みに注力する動きが加速している。
ブラザー工業傘下で、カラオケ「JOYSOUND」を展開するエクシングは、防音性能が高いカラオケ個室の特徴を生かし、大音量でライブ音楽や映像を楽しむことが可能な「みるハコ」や「楽器カラオケ」などの活用事例を紹介。
消費者のニーズに応える、エンターテインメント設備を充実させた。
また、テレワークが増えたことを背景にWi-Fi通信の完備をはじめ、プロジェクターや電源タップ、HDMIケーブルの無料貸し出しなどビジネスユースをターゲットにしたテレワークプランを充実させるカラオケ店 もあり、「利用状況は上々」との声が聞かれる。

コロナ禍の影響は今期一杯影響するとみられるなか、従来のナイト・アミューズメントユース中心のイメージを転換する取り組みで、
離れた客足をいかに呼び戻すことができるかが、22年度以降の市場動向を占うカギとなる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/489759c4f2a179858adfbd5cea2edb9d8693b9e5?page=2