先日、Spotifyが新型コロナウィルスに関する誤情報を拡散するジョー・ローガンのポッドキャストをそのまま放置していることに腹を立て、自身の全音楽カタログの引き揚げを敢行したニール・ヤングですが、この”怒れるロック親父”の不満はそれだけではありませんでした。

楽曲をすべてSpotifyから引き揚げたあと、ヤングはその音楽ストリーミングサービスの「クソ劣化した、去勢されたような音質」から離れられて「清々(せいせい)した」と述べています。

ヤングは自身のウェブサイトで、抗議の重要なポイントとして、有害情報をたれ流すポッドキャストを検閲することを望んでいるのではないとしています。「言論の自由を支持する者として検閲に賛成したことは一度もない。私企業には何を収益源とするかを選ぶ権利はある」と述べ、「それは私が、有害な誤情報を拡散するプラットフォームを私の楽曲でサポートしないことを選ぶのと同じことだ」と述べました。そして彼は「日々、最前線で命をかけてパンデミックと戦っている医療従事者とともに」立つことを選び、その結果として「予想外のボーナスなのは、(Spotify以外のサービスなら)私の音楽が、どこでも良い音で聴くことができる」ようになったことだとしています。https://news.livedoor.com/article/detail/21590393/