27日未明に沖縄市宮里の路上でバイクに乗っていた男子高校生(17)=同市=が巡回中の男性警察官(29)と接触し、
高校生が眼球破裂で右目を失明した事故で、警察官が接触時、手に警棒を持っていたことが県警関係者への取材で分かった。

警官、接触時に警棒 高校生失明 持ち手は調査中
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/902732

27日未明、沖縄県沖縄市宮里の路上で、バイクに乗っていた男子高校生(17)=同市=が男性警察官(29)と接触した。高校生は救急搬送され、眼球破裂で右目失明と診断された。高校生は母親や沖縄市消防本部の救急隊員に「警察官に警棒で右側から殴られた」などと証言。沖縄署によると、警察官は「バイクを停車させ職務質問しようとして右手が当たった」と説明した。さらに事実関係を調査する。

高校生が大けがを負った様子の動画などがインターネットで拡散。27日午後11時ごろから28日午前4時ごろまで、若者ら300人が同署を取り囲み、投石して抗議する騒ぎになった。けが人はいない。正面玄関のガラス窓や警察車両が壊されており、同署は器物損壊容疑で調べる。

高校生の母親によると、負傷した目の手術は27日午前までに終了したが、医師から「視力は戻らない」と告げられた。母親は本紙の取材に「何が原因だったのか知りたい」と真相究明を求めた。

同署は27日午後5時前、「警察官と二輪車運転者の接触による負傷事案の発生」を報道機関に発表したが、詳細は説明していなかった。28日、担当者は「27日時点で内容の報告がなかった」と釈明した。

同署は巡回中の警察官がパトカーから降りて停車を求めようとした際、男子高生のバイクは止まらずに警察官と接触、そのまま現場を離れたとしている。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/902281

参考画像
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