そして注目の的になったのが、女性アイドルグループ、Red Velvetが見せたある行動。
それは、授賞式前に行われる、各メディア向けのフォトタイム、通称”レッドカーペット”で起きた。
Red Velvetは純白の美しいドレスを着用して、カメラ前に登場。そして純白(?)のマスクもしっかり身に着けていた。
もちろん、顔も収めたい記者たちは「マスクを外して」とリクエストしたのだが‥。
メンバーは「どうしよう」と困った雰囲気を出し、判断をリーダーのアイリーンに委ねるのだった。

するとアイリーンは、手で”×(バツ)”を作り、マスクを外さないという意思を伝える。が、記者たちも負けじとリクエストを続けた。
それでもアイリーンは、不屈の姿勢を貫いて見せたのだが、結局記者たちからの止まらぬ怨声に、不本意ながらマスクを外すのだった。


この”ド根性対決”を見ていた韓国ネットでは「記者たち、ひどいね」「コロナ感染者が続出しているのに」
「メディアの仕事をする人たちは、今日のニュースを確認しなかったの?」と、現場にいた記者たちの態度を批判する声が多く上がった。
その一方で、記者からの”無理難題”を2度も断ったアイリーンの対応に称賛の声が。

「これぞリーダーの品格!」「なんだかんだ言っても、アイリーンがリーダーを任される理由がある」「自己ポリシーをちゃんと持っている人」など、
人気アイドルグループの”リーダー”として、その姿勢が高く評価されることに。

2020年、コンテンツエディターに対するパワハラ騒動が問題視され、韓国国内で強い批判にさらされたアイリーン。それ故、メディアに対する恐怖やトラウマも持っているはず。
だが、コロナの再流行という油断できない状況下で「何を優先すべきか」をしっかり判断し、それを見せ付けたアイリーンの行動は、
褒め称えられるべき”リーダーの品格”ではないだろうか。

https://danmee.jp/wp-content/uploads/2022/01/Irene-mask-768x432.png
https://danmee.jp/knews/k-pop/redvelvet-topic-16/
https://www.youtube.com/watch?v=fXoxMIBqNDE