秋篠宮さまは23日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターを訪問し、「全国学校・園庭ビオトープコンクール」の発表大会に臨席された。

コンクールは学校や幼稚園、保育園などの自然環境を再現する優れた取り組みを紹介するもので、隔年で開催。
発表大会には平成18年から秋篠宮さまが臨席しており、過去には秋篠宮妃紀子さまや長女の小室眞子さん、次女の佳子さまを伴われたこともあった。

秋篠宮さまはお言葉で、昨年10月に開催された「国連生物多様性条約第15回締約国会議」の声明に触れ、「遅くとも2030年までに、生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せることを確実にすることが掲げられております」とご紹介。
SDGs(持続可能な開発目標)に「目指すべき世界像」として記されている「人類が自然と調和し、野生動植物その他の種が保護される世界」の実現には、「私たち一人ひとりが自然からの恩恵を理解するとともに、
自分たちの身近にある自然に対して関心と愛着を持つことが必要になってまいりましょう」と語りかけられた。
コロナ禍ではオンラインの活用が続いており、秋篠宮さまが行事の会場を訪れて直接、あいさつを述べられるのは、およそ1年11カ月ぶりとなった。

https://www.sankei.com/article/20220128-7DNFIAYWRNLPBJKRZY3AUP6LJ4/