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【今週の秘蔵フォト】1980年代に圧倒的な人気を誇ったアイドル・河合奈保子だ。愛くるしい笑顔とはアンバランスなダイナマイトボディーは、多くの男性ファンをトリコにした。水着になってもまったくいやらしさを感じさせない不思議な清純さがあった。

【写真4枚】河合奈保子 貴重な和服ショットも!

 80年に「大きな森の小さなお家」でデビュー。その後も「スマイル・フォー・ミー」「けんかをやめて」「エスカレーション」などのヒット曲を量産した。人気の頂点にあった83年5月3日付本紙では、20歳の誕生日を2か月後に控えた心境を語っている。

「お酒、恋人、みんなダメなんです。恋人を1人もつくれず、マスコミを騒がせられなくてすみません。恋愛をしたことが一度もないんです。素朴であったかくて、しっかりした人が好きなんです」と成人直前にしても清純派であることを強調するが、決して嫌みではない。理想の男性に「ライオネル・リッチー」を挙げていることには驚いたが…。

 1週間後には初のイラスト入りエッセー集「わたぼうし翔んだ」の出版を控えており「私の妹が描いたイラストがいっぱい入っている本です。私の心の中を広げて一生懸命書きました」と多才な面も披露している。

 当時は3時間しか睡眠時間を取れないほど多忙な日もあったらしく、それでも「歌はもちろん、女の子らしく料理の勉強もしたいんです。今まではシュークリームやホットケーキなんかを作る勉強してたんですけど、失敗作ばかりなので全部自分で食べちゃう。(今後は学びたいのは)私、和食党なのでキンピラゴボウとか炊き込みごはんとか…」と家庭的な面を明かしている。

 96年に結婚してからは表舞台から遠ざかったが、海をバックに水着姿で満面の笑みを浮かべる河合は、40年が経過しても不思議と色あせない美しさに満ちている。