欧米では砂糖税が徴収されています。

始まりはイギリス。2018年4月から始まった砂糖税はノルウェーやアイルランドのほか、アメリカなどの先進国に一気に広がりを見せました。

先進国はやっぱすごいなーと思っている場合ではありませんよ!!

インドネシア、フィリピン、マレーシアなどの東南アジア各国も続々と砂糖税をかけ始めたのです。

*1901年には砂糖が贅沢品だった為、砂糖消費税というモノが設定されていたものの、1999年には砂糖が一般化していたこともあり撤廃されています。

なぜ、砂糖税が各国で採用されるのか?それは、”体に悪いから”です。


WHOの調査によると、全世界の20億人が太りすぎであり、6億5千万人が肥満であるとされており、さらに5〜19歳の年代の3人に1人が減量が必要だと言われています。

肥満が原因の疾患といえば、糖尿病を代表に、その他の代謝性疾患や心臓病、脳血管疾患などの循環器疾患など、挙げればキリがありません。

要するに、痩せてればこれらの疾患にはかかりにくいから、砂糖税かけて消費しないでねーってコト。

東南アジアでも、来たる慢性疾患による医療費抑制の為、早急に対応を始めたというワケ。

肥満の代表的な原因とされているのが『砂糖』です。

そして、砂糖の主な摂取源として知られているのが『砂糖入りのジュース』という事を考えてみてください。ジュースって、どう考えても身体に悪いですよね・・・(笑)

これほどまでに体に悪いことが強く確定している砂糖を含むジュースによる詳細な悪影響は様々な研究で証明されていますが、今回は、45.2万人を4年間もの間追跡した大規模調査の結果で、『ジュース死』の真相を深堀りしていきます。


45.2万人を9年追跡する執念の調査により導き出されるジュース死とは

研究チームは45.2万人の協力を得て、4年間の追跡調査を行いました。

文章にするとサラッとしたもんですが、ジュースの消費と死亡率の調査の中では過去最大規模の研究です。

@ 砂糖入りのジュース   :コーラやスポーツドリンクなど。
A 人工甘味料入りのジュース:ゼロカロリー飲料など。

@、Aに分けてそれぞれどのくらいの量を飲むか調査し、4年以内に死亡するかどうか?様々な疾患にかかるかどうか?を確認していきました。

注意点は、100%フルーツジュースは含まれていないこと。体に良い影響を与える研究がいくつも出ているため、除外されました。


https://note.com/our_evidence/n/n1aa1a41490ca