「警察官に警棒で殴られ失明した」SNSで拡散
1月28日未明の沖縄警察署。
入り口付近でガードする機動隊や建物をめがけて、若者たちが花火を投げ込んでいた。
騒ぎのきっかけとなったのが、バイクに乗った高校生と警察官の接触事故。
この事故をめぐり、「警察官に警棒で殴られ失明した」などとする情報がSNSで拡散したことから、若者らが沖縄署に押しかけたのだ。
事故について警察は、暴走行為を取り締まるためにパトロールをしていた警察官が、バイクに乗った高校生に職務質問しようと停止を求めたところ、
制止を振り切り逃走、その際に高校生と接触したと説明している。
一方、男子高校生の叔父はこう聞いているという。
男子高校生の叔父:
警察の格好をした男性の方に、警棒らしき棒状の物で右目をたたかれた。
17歳で片目を失って、今からつらい…。
高校生搬送の瞬間 警察官は警棒所持
両者が接触した現場で何が起きたのか?
右目の眼球が破裂し失明した17歳の男子高校生が救急搬送される様子をとらえた映像には、規制線を張る警察官に若者が激しく詰め寄る場面も見られた。
高校生は119番通報した際、「バイクの単独事故で顔面をけがした」と説明。叔父によると、高校生は「早く救急車を呼ぶために単独事故と説明した」と話しているという。
その後の警察関係者への取材で、高校生と接触した際、当時1人でいた警察官が手に警棒を持っていたことが新たに分かった。
その警棒をどう扱ったのかは分かっておらず、警察官は「体のどの部分が接触したかはっきりわからない」と説明しているという。
(「イット!」1月31日放送分より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0c42ac775908bd39102d87d9059c7e4e3137203