https://news.yahoo.co.jp/articles/a086ef95fa1615813f2a9dfe8f5a14ecde2592b1
セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の百貨店事業会社「そごう・西武」を売却する方向で最終調整に入ったことが31日、分かった。


不振の百貨店を切り離し、主力のコンビニエンスストア事業などに経営資源を集中する。
2月中にも譲渡先の選定に入る見通しで、投資ファンドや事業会社などが想定されている。
売却額は数千億円規模になるとの見方が出ている。
セブン&アイは2006年、ミレニアムリテイリング(現そごう・西武)の株式を取得し傘下に収めた。
しかし、百貨店業態の伸び悩みが続いていた上、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛により客足が落ち込み、経営環境は一段と厳しさを増している。
現在は西武池袋本店(東京都豊島区)やそごう横浜店(横浜市)など全国で10店舗を展開している。