中央アジアのウズベキスタンにある動物園で1月28日、30歳の母親が3歳になる娘をヒグマの囲いに投げ入れて、
殺人未遂容疑で逮捕された。女の子は数メートル下のコンクリートに落下した際脳しんとうを起こしたが、命に別条はなかった。

事件があったのはタシケントにある動物園で、当局が公開した監視カメラの映像には、
母親が手すり越しに女の子をクマの囲いに投げ入れる様子が捉えられている。

クマは一瞬驚いた様子だったが、女の子に駆け寄り、においを嗅いだだけで何もせず、飼育係にオリに誘導された。

女は大学の講師で、夫はロシアに出稼ぎに行っており、年老いた父親と2人の子どもの世話でうつ状態だったという。

ロシア経済は過去20年間、中央アジアの旧ソ連共和国からの出稼ぎ労働者の安価な労働力によって下支えされており、
ウズベキスタンからは年間200万人がロシアに出稼ぎに出ており、国内総生産の7%が仕送りによるものだという統計がある。

[動画]
https://news.yahoo.co.jp/articles/de0eb6001b61afb8d7ecb98d7022d239cb031b29