(ヽ゜ん゜)「こら、罪人ども!この蜘蛛の糸はおれのものだぞ!お前たちは一体誰に許しを得て、のぼって来た!下りろ!下りろ!」 [895850443]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ある日の事でございます。
お釈迦さまは極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶらお歩きになっていらっしゃいました。
お釈迦さまが池の底をご覧になられると池の底は血の池地獄につながっていて罪人たちがうごめいているのであります。
するとその地獄の底に、カンダタという男が一人、ほかの罪人と一緒にうごめいている姿が、眼に止まりました。
このカンダタと云う男は、人を殺したり家に火をつけたり、いろいろ悪事を働いた大泥棒でございますが、それでもたった一つ、善い事を致した覚えがございます。
と申しますのは、ある時この男が深い林の中を通りますと、小さなクモが一匹、道ばたをはって行くのが見えました。
そこでカンダタは早速足を挙げて、踏み殺そうと致しましたが、
「いや、いや、これも小さいながら、命のあるものに違いない。その命をむやみにとるという事は、いくら何でも可哀そうだ。」
と、こう急に思い返して、とうとうそのクモを殺さずに助けてやったからでございます。お釈迦様は地獄の様子を御覧になりながら、このカンダタにはクモを助けた事があるのを思い出しになりました。
そうしてそれだけの善い事をしたむくいには、出来るなら、この男を地獄から救い出してやろうとお考えになりました。
幸い、そばを見ますと、ヒスイのような色をした蓮の葉の上に、極楽のクモが一匹、美しい銀色の糸をかけております。
お釈迦様はそのクモの糸をそっと御手におとりになって、玉のような白蓮の間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐにそれをおされました。
何気なくカンダタが頭をあげて、血の池の空を眺めますと、そのひっそりとした暗の中を、遠い遠い天上から、銀色のクモの糸が、まるで人目にかかるのを恐れるように、一すじ細く光りながら、するすると自分の上へ垂れてまいるのではございませんか。
カンダタはこれを見ると、思わず手をうって喜びました。この糸にすがりついて、どこまでものぼって行けば、きっと地獄からぬけ出せるのに相違ございません。いや、うまく行くと、極楽へ入る事さえも出来ましょう。
そうすれば、もう針の山へ追い上げられる事もなくなれば、血の池に沈められる事もある筈はございません。
こう思いましたからカンダタは、早速その蜘蛛の糸を両手でしっかりとつかみながら、一生懸命に上へ上へとたぐりのぼり始めました。元より大泥棒の事でございますから、こういう事には昔から、慣れ切っているのでございます。
しかし地獄と極楽との間は、何万里となくございますから、いくらあせって見た所で、容易に上へは出られません。
ややしばらく登るうちに、とうとうカンダタもくたびれて、
もう一たぐりも上の方へはのぼれなくなってしまいました。
そこで仕方がございませんから、まず一休み 休むつもりで、糸の中途にぶら下りながら、遥かに目の下を見下しました。
ところがふと気がつきますと、クモの糸の下の方には、数かぎりもない罪人たちが、自分ののぼった後をつけて、まるでアリの行列のように、やはり上へ上へ一心によじのぼって来るではございませんか。 蜘蛛の糸=ワールドワイドウェブいうか
ネット上のコミュニケーションそのものなんだよなこれ
有名人(お釈迦様)に素人(カンダタ)が細い糸で
自分だけがつながってるつもりをしてたら
有象無象のROMがいつも見ていましたみたいな AAスレタイ使うやつって笑えるくらい頭おかしいの多いな >>38
っぱ性格悪いお釈迦より器のでけー阿弥陀如来様なんだわ
■ 善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや
(読み)ぜんにんなおもておうじょうをとぐ、いわんやあくにんをや
人はだれでも悪人であり、そういう人こそが、信仰によって救われるべき
対象なのだ、ということ。
[使用例] 悪徳はつまらぬものであるけれども、孤独という通路は神に
通じる道であり、善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや、とはこの道だ
[坂口安吾*続堕落論|1946]
[由来] 一二〜一三世紀、鎌倉時代の日本の僧、親しん鸞らんの教えを弟子が
まとめた「歎異抄」の一節。よい行いをする少数の善人でさえも極楽に
行けるのだから、仏の救いに頼るしかない大多数の無力な悪人が救われるのは
いうまでもないことだ、という意味。親鸞の教えの真髄を表すことばだと
されています。 結果がわかっていて糸を垂らし
思った通り人間の醜さを観察できて
釈迦はさぞかし満足だろうな
性格悪いな
芥川龍之介の性格がよく分かる 蜘蛛が切れない糸とすり替えておいて
罪人がシャカをヒャッハーすべし 蜘蛛1匹助けただけでワンチャン貰えるなら
今頃、石原慎太郎はシンドラー社製エレベーターで地獄から天界へ移動してるだろうな あらためてちゃんと読んでみると、
芥川龍之介って物の見方がだいぶ嫌味なヤツなんだよな
知的ぶりっ子しつつブラックなことを言う、みたいな
バカリズムのネタっぽい書き方する作家
「あばばばば」とか、相当に黒い下卑たムッツリ話だけど
そんなのを笑いも持たずに作り続けてんだから
そりゃ病むしボンヤリ不安になって死ぬわと
正月ヒマすぎて青空文庫読みながらそんなことを考えた
中高生の頃は高尚な作家だと思ってたけど、
大人になってから読み返すと
芥川龍之介に本当に必要だったのはオオギリッシュNight
あの人本質はテレビ東京のノリぐらいが丁度いい作家なんじゃないかと印象がだいぶ変わったわ なんでこれお釈迦様が糸を切ったって解釈してるやついるの?
因果応報ってそういう意味じゃないでしょ >>47
途中階から中国人が大量に乗り込んできて喚いて落とされそうだな よくよく考えたら、ただそこにいた蜘蛛を殺さなかっただけで助けたもおかしな話だな。
釈迦が暇つぶしでクソ性格悪い遊びしただけの話だな
教訓は特になし __
/:::::::::::ヽ
|;;;;ハ;;;;;;;;;;| , r−、 ある日一人の嫌儲民は村岡スレで
,r‐-、 トイ ^ o^ t;| / `、 ケツ毛画像を張ろうとしたが思いとどまり、
/ 、 \ >‐-ュr'ニヽ、 / i l、 「安倍晋三」と書き込んだ。
| '| \ _.r'´ノニーイニヽ,\/ | l
| | `</ lo ) ⌒q! / .| | それを思い出した釈迦は、
.| | \/' _, |/ ト、 ! 地獄の底の嫌儲民を極楽へ導こうと、
| | \ ⌒,,,⌒ / ハ ヽ 一本のケツ毛を嫌儲民めがけて
.| .|ヘ \ 巛《 / l ) \ 下ろしたのだった。
| .| ヽ 彡゚д゚ミ ,' ノ \
ノ ヽ ヽ ミ《》彡 .ノ ゝ、__
/ ヽヘ、 ミ*ミ / `⌒
_ノ `ー 、. _ ,X、 |._,.-‐'´
|
|
|
|λ
|
|λ
|
|
|
| λ...... λ......
λ...... λ......λ...... λ...... λ......
λ...... λ......λ...... λ...... λ......
λ......λ...... λ...... λ...... >>48
なんか変に挑戦的でラノベ作家っぽいんだよな
まあ先駆者っつー意味ではすごいんだろうけど >>37
ほんで真の上級国民から切り捨てられるんだろw 後にはただ極楽のクモの糸が、きらきらと細く光りながら、月も星もない空の中途に、短く垂れているばかりでございます。
↑
ここ文豪 ケンモの旦那なら糸に目もくれず地獄の鬼ども相手に大立回りを演じて堂々と極楽にいるお釈迦様をぶん殴りに行くだろうがね カンタダ「ん?この糸…何人登ってもビクともしないぞ!よしみんな!一斉に登るぞ!」
釈迦「な、なんだ…!?何が起きてる!?」
??「ハハハハハハッ!すり替えておいたのさっ!」
釈迦「誰だ貴様!」
「地獄からの使者!スパイダーマッ!」 pay pay サムライさんおるか?
アザラシ幕僚長おるか?
折り入って話したいことがある
この板の行く末を左右する話だ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています