旧横浜文化体育館 メインアリーナの名称を募集 - ヨコハマ経済新聞
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横浜市市民局が現在、旧横浜文化体育館の跡地に建設中のメインアリーナの名称を募集している。

閉館した旧横浜文化体育館敷地と隣接地の旧横浜総合高校敷地の土地を活用して、2つのアリーナを整備する「横浜文化体育館再整備事業」によるもので、サブアリーナに当たる「横浜武道館」は2020年7月に開館している。

 今回名称を募集するメインアリーナは2024年4月に開館予定で、延べ床面積約1万5000平方メートルの3階建て。約5000ある観客席との一体感を生む扇状(U字状)の劇場型アリーナで、市民スポーツ等の大会のほか、プロスポーツ、エンターテインメントなどのイベントも開催できる。

 応募する名称は、用意された案の中から選択することも、新たに考えたものを提案することも可能。名称の案は、「横浜Uアリーナ」(=エンターテインメントを発信するU字型の座席配置を持つ施設形態=と、つながり=Unitedを感じる名称)、「横浜体育館」(=横浜の旗艦体育館をイメージし、サブアリーナ・横浜武道館とつながりのある施設として和名とするシンプルな名称)、「横浜文化体育館」(=旧体育館の歴史、文化を継承し、市民に親しまれた名称を受け継ぐ名称)、「よこはまぶんたい」(=市民・地域に親しまれた呼称から伝統と未来を継承するイメージの名称)の4つ。

 新たな名称を考える場合は、公共施設にふさわしいものか、名称の理由や由来などが公表可能か、第三者が有する権利を侵害する恐れがないか、会社名や商品名、周辺に存在する施設等と同一名称でないかなどの項目を踏まえる必要がある。

 横浜市に在住・在勤・在学の人に応募資格があり、インターネットまたははがきに必要事項を記載し、2月15日(はがきは必着)までに応募する。応募者の中から、抽選で5人に記念品を贈る。