「ノーベル平和賞ウオッチャー」として知られる国際平和研究所(ノルウェー・オスロ)のウーダル所長は1日、今年の受賞者の最有力候補にベラルーシの反政権派スベトラーナ・チハノフスカヤ氏を挙げた。ルカシェンコ大統領の強権体制への非暴力抵抗運動を先導し、公正な選挙の実施などを呼び掛けたことが理由。

 2番目として、ヒンズー至上主義を鮮明にするインドのモディ政権下で、憎悪犯罪(ヘイトクライム)の犠牲者を支援する運動を創設した作家ハーシュ・マンダー氏を予想した。

 昨年に続いて、中国で国家分裂罪に問われ服役中のウイグル族学者イリハム・トフティ氏らも挙げた。https://news.yahoo.co.jp/articles/ab057efc63fe06669d71139a6b7b16aa01030136