石原慎太郎さん伝説の緊急会見「ネッシーを生け捕りにする」 ネス湖に高圧電流ながした! | 東スポのニュースに関するニュースを掲載
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石原さんは衆院議員だった1973年に「国際ネッシー探検隊(ネス湖怪獣国際探検隊)」を結成して、自ら総隊長として現地を調査したのだ。

同年8月10日に会見を開き、「ネッシーを生け捕りにする」と発表。隊員を募集し、山梨県・本栖湖でスキューバダイビングなどトレーニングを行った。8月末にネス湖に向かい、約2か月間、探索を続けた。石原さんは議員だったため「国会に支障が出ない限り、現地で頑張りたい」として1〜2週間のスポット参戦だったが、大きな話題になった。

オカルト評論家の山口敏太郎氏は「ネッシー探検隊を組織して実際に探検に行ったり、コラムにおいては旅館で友人たちと幽霊を目撃した話を記述したりしているんです。単純に好奇心がおもむくままに、突き進んだ立派な作家・政治家であったと言えるでしょう」と指摘する。

億単位の経費がかかる上に、ネス湖に高圧電流を流して生け捕りを試みるなど、過激なやり方にはネッシーを神聖視する現地で批判の声が上がった。結果、巨大ウナギを捕獲しただけだったとされる。

(中略

「オカルトが好きな人物は国のことを思う国士である場合が多いんです。国を憂う気持ちは、不思議を愛する気持ちと通じ合うのかもしれませんね」と山口氏。

(後略