集団的自衛権の行使を可能とした安全保障法制に反対した学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバーだった福田和香子さん(28)ら2人が、
ツイッターで中傷され名誉を傷つけられたとして、
投稿した女性に計990万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が2日、東京高裁であった。

 村上正敏裁判長は計99万円の支払いを命じた東京地裁判決を変更し、賠償額を計242万円に増額した。

 村上裁判長は、一審で名誉毀損(きそん)と認められなかったツイートについても「原告の社会的評価を低下させる」と認定した。

 判決などによると、女性は2016〜18年、匿名アカウントでツイッターに福田さんらの実名を挙げ、
「工作員」「誰の金でごちそうにあやかれるのか」「政治資金規正法に違反している」などと計33件の投稿をした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/34dc51e96e0db6a94826163f52f295d22ea22388