若者の「食べログ離れ」が止まらない…信用をどんどん失いつつある"口コミビジネス"の正念場

ネットでの「飲食店の探し方」が変わってきている。
ある50代男性は「新入社員がGoogle Mapで店を探していた」と驚いていた。

「先日、部署のみんなで食事に行ったんです。新入社員に店探しをお願いしたら、Google Mapで会社の近くの店を調べて、
評判がいいところをさらにグルメサイトで調べていた。
『点数が操作されてるって聞いたことがあるし、両方使うと便利なんで』というので驚きました」

筆者が講義を行う大学の受講生もこう話す。

「飲食店を選ぶときにはいつもInstagramで検索して、おいしそうなところを選ぶことが多い。
それから店名で検索して評判を確認する。Google Mapも見るけど、最初にグルメサイトを見ることはない」

こうした大学生は、Instagramで「吉祥寺」「梅田」などの駅名、町名などで検索し、
出てきたハッシュタグ(「#吉祥寺グルメ」「#梅田カフェ」)で検索している。
投稿された写真の中からおいしそうなもの、食べたいものを探すというわけだ。

なぜ、このような“グルメサイト離れ”が起きているのだろうか。
https://president.jp/articles/-/54218?page=1