俳優の鈴木福が２日、都内で文化庁委託事業「ｎｄｊｃ：若手映画作家育成プロジェクト」の合評上映会に出席した。
鈴木は、同プロジェクトで製作された４短編の一作である「少年と戦車」（竹中貞人監督）に主演。窮屈な日常やいじめに悩み、
少女・咲良（黒崎レイナ）に片思いをする中学生・田崎を演じた。
上映後の舞台あいさつで、鈴木は「僕にとって挑戦的な作品だった」と振り返り、「小さい頃から一休さんや妖怪の役をやらせていただいてきたけど、
今回は初めてのキスシーンもあり、上裸で踊るシーンでは、監督から『中学生役だからわき毛を剃れ』と言われたことも挑戦的だった」と笑いながら明かした。
戦車の上で、黒崎とのキスシーンを披露しており「僕の理想とはまた違っていたけど、戦車の上でキスシーンをやれる俳優はなかなかいないと思う」と笑顔。
作中では、同級生役の俳優・笠井悠聖とのキスシーンにも挑み「悠聖君との（キスの）前に、レイナさんとのキスシーンがあって、ちょっとホッとした」と冗談交じりに語った。
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