「与党になったら天皇制は廃止?絶対しません」、共産党が新冊子で明記(読売新聞オンライン)
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共産党の小池書記局長は2日の記者会見で、天皇制や安全保障政策などに関する党の見解を説明する冊子を発表した。
冊子は天皇制について、「与党になったら天皇制は廃止?そんなことは絶対にしません」と明記した。「ソフト路線」を強調したものだが、共産は党綱領で天皇制の存廃を「将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである」とし、将来的な廃止を掲げている。
記者団から「(冊子の文言は)綱領と違った印象を受ける」と指摘されると、小池氏は「綱領そのものだ。一人の個人が国を象徴する制度は人間の平等と両立しないという立場だが、押しつけはしない」と述べた。
一方で小池氏は立憲民主党との参院選での協力について「タイムリミットは迫っている」と述べた。昨年の衆院選前に合意した「限定的な閣外からの協力」についても、「白紙にするという議論は成り立たない」と強調した。