社会学者の古市憲寿氏(37)が3日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。
理化学研究所などのチームが2日に、スーパーコンピューター「富岳」を使い、新型コロナウイルスの感染リスクを試算した結果を
公表したことについてコメントした。

 試算によると、マスクを着用した感染者と15分間会話した場合、1メートル以上距離を取るとオミクロン株でもほとんど感染リスクはなかったが、
50センチ以内に近づくと最大で30%程度リスクが上昇する結果となった。理研の坪倉誠チームリーダーは「隣同士で会話するようなシーンでは、
距離を取る、接触時間を短くするといった対策が必要だ」としている。

 古市氏は「富岳ってすごいコンピューターだと思うんですがけど、いつも知ってることしか発表してくんないなって思って。
マスクは大事、でもマスクは万能ではないって、われわれ全員知ってると思うんで、視聴者の方も。
あらためて言われるまでもないと思うんですけど」と言い、「ただ一方でマスクをしてなくってもいいですよって国が今、
増えてるわけじゃないですか、英国とかデンマークとか」と指摘。その上で「もちろんマスクはした方がいいし、
それはコロナだけに限らず風邪予防とか、あらゆる感染症予防に有効だと思うんですけれども、本当に全員がマスクをする社会
今後も続けるんですかってことはそろそろ考えてもいいんじゃないかなと思いますね」と自身の考えを述べた。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/02/03/kiji/20220203s00041000284000c.html
[ 2022年2月3日 11:37 ]