文明のはじまりから私たち人類の最良の友である猫。ですがそんな猫たちの頭蓋骨の大きさ、そしてそれに伴う脳の大きさがこの1万年の間に縮んでいることが分かりました。

しかもジャーナル「Royal Society Open Science」に掲載された最新の研究によると、猫たちの脳が縮んだのは残念ながら人間と共に暮らすようになったからです。詳細は以下から。

研究では現代の一般的なイエネコと、イエネコの起源とされるヨーロッパヤマネコ、リビアヤマネコに対して脳の大きさの目安となる頭蓋計測を実施。https://buzzap.jp/news/20220203-cat-brain-shrink/

人間と暮らすようになったイエネコの頭蓋のサイズ、ひいては脳のサイズが野生状態のヤマネコたちよりも1万年の間に大幅に小さくなっていることが分かりました。

脳が小さいからイエネコがヤマネコより頭が悪いとは言えないものの、愛玩動物としておとなしいことを優先させて交配させてきた結果、イエネコの脳の発達が思いがけず変わってしまった可能性があるとのこと。