大手商社 4〜12月決算 最終利益が過去最高 資源価格上昇などで


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220204/k10013466651000.html
大手商社の去年12月までの9か月間の決算が出そろい、世界経済の回復基調に伴う資源価格の値上がりなどを背景に好調な業績が続いたことから、7社すべてで最終的な利益がこの時期として過去最高となりました。

大手商社7社が4日までに発表した去年4月から12月までの決算によりますと、グループ全体の最終的な利益は、「伊藤忠商事」が前の年の同じ時期に比べ1.8倍の6788億円となったのをはじめ、「三菱商事」が3.8倍の6447億円、「三井物産」が3.1倍の6332億円と大幅な増益でした。

また「丸紅」、「豊田通商」、「双日」が2倍から3.7倍の増益となったほか、前の年に1000億円を超える最終赤字だった「住友商事」が一転して、3351億円の黒字となり、7社とも、この時期として過去最高となりました。