門限を過ぎても帰隊しなかったとして、航空自衛隊は20代の男性空士長を減給の懲戒処分としました。
減給1か月30分の1の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊千歳基地第2航空団飛行群の20代の男性空士長です。
航空自衛隊によりますと、男性空士長は去年6月20日、自由時間に外出し、門限だった午後9時半を過ぎても戻りませんでした。
捜索しようとしたところ、男性空士長の父親から「息子が実家に戻ってきている」という趣旨の連絡があり、翌21日朝、無事が確認されました。
その後、男性空士長は休職していますが、行方不明になる直前には、先輩隊員に「仕事や人間関係が辛い、やめたい」と電話していたということです。
今回の処分について航空自衛隊第2航空団は「これまで服務規律違反の防止に対し、組織を挙げて継続してきましたが、帰隊時限遅延事案は、隊員として決して許される行為ではなく、誠に遺憾です。今後は一層の服務指導に努め、規律維持に万全を期す所存です」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/477023fc0bffe46875f496612ac6c926db599003