白山麓ラム肉 味わって 来月3回、地元山立会が食事会
2022年2月4日 05時00分 (2月4日 10時53分更新)
爽やかな香りが特徴という白山麓産のラム肉(山立会提供)
希少部位「爽やか香り、ぜひ」
白山麓の耕作放棄地でヒツジを放牧している白山市木滑(きなめり)の里山総合会社「山立会(やまだちかい)」が3月5、19、26日、希少な白山麓産のラム肉を食べられる食事会を、同会が運営する飲食店「山立会食堂」で開催する。(吉田拓海)
住民の高齢化で田畑の荒廃が進む木滑地域では、イノシシやサルによる獣害も深刻なため、新たに作物を栽培しにくい状況にある。約十四年前、県立大(野々市市末松)や住民団体「白山麓羊推進協議会」がヒツジの放牧に乗り出したが、高齢化で解散。食肉加工のノウハウを持つ山立会が二年前に生産を受け継いだ。
食事会では、うま味が凝縮したラムチョップや、やわらかな赤身が楽しめるヒレ、脂がのったロインなどの希少な部位の肉を提供。
https://www.chunichi.co.jp/article/412256?rct=k_ishikawa