定期的にすっきり排便できず困ってはいませんか?
便秘を改善するにはどうしたらいいのでしょうか?
日本消化器病学会消化器病専門医の山本真矢先生に教えていただきました。
あなたは何日間排便がないと「便秘」と感じますか?
実は、毎日排便がないから便秘というわけではありません。すっきり違和感なく排便ができていれば問題はないのです。
「日本の慢性便秘症に対するガイドラインでは、便秘とは『本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態』と定義されています」
と話すのは、日本消化器病学会消化器病専門医の山本真矢先生。
具体的には、(1)自発的な排便が週に3回未満である、(2)排便時に強くいきむ必要がある、(3)便が硬い、
(4)残便感がある、(5)肛門が詰まったような感じがある、(6)用手的な排便介助が必要である、
という6項目のうち2つ以上が当てはまれば便秘症、さらに、これらの症状が半年以上続いているようなら慢性便秘症と考えられます。
「美的世代の女性でも、便秘が原因で切れ痔やいぼ痔になる方はたくさんいます。
生活習慣を改善するなどしても便秘が治らない場合は、一度医師に相談してみましょう」(山本先生)
https://news.yahoo.co.jp/articles/23c70fce5003a57092ad6d00d054a4472fbec0d5