街路灯81基壊される 茨城・ひたちなか 21年末から1月まで
茨城県ひたちなか市の中心街で昨年2021年12月から1月末に、市道の歩道にある街路灯81基が壊されていたことが3日、分かった。
被害総額は800万円ほどに上り、新たに設置するには経費などを含め1500万円程度かかる見通し。ひたちなか署は器物損壊などの疑いで捜査するとともに、パトロールを強化している。
市道路管理課などによると、壊された街路灯は、高さ約60センチで御影石の上にライトが付いたものと、高さ約90センチの円柱形で鋳鉄製の2種類。
市は昨年12月21日に同市石川町の市道にある街路灯11基が壊されていることを確認。
その後1月31日までに計7回、同市石川町と同市青葉町の市道約600メートルの間にある街路灯計81基が、壊されたり引き抜かれたりしているのが見つかった。
市は今後の対応を検討するとともに、ひたちなか署に被害を届け出た。
現場はJR勝田駅から近く、MEGAドン・キホーテ勝田店や日立製作所ひたちなか総合病院のほか、多くのマンションが立ち並ぶ市の中心市街地。
青葉石川自治会の西宮秀樹会長(58)は
「20年以上住んでいるが、こんなことは初めて。街路灯がなくなって暗くなると治安が悪くなったり、住民の安全に影響したりする。なぜこんなことをするのか」と憤っていた。
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