韓国プロサッカーの日本人マサ 大田に完全移籍

韓国プロサッカー・Kリーグ2の大田ハナシチズンは24日、日本人MFの石田雅俊(登録名マサ、25)を正式に獲得したと発表した。
 2014年にJ2・京都サンガに入団したマサは、19年にKリーグ2の安山グリナースに加入し、6月から大田ハナシチズンに期限付き移籍した。
 大田では今季15試合に出場し、12ゴール、5アシストとKリーグ2最多得点を挙げて昇格プレーオフ進出に貢献。プレーオフでも2試合に出場して1アシストを決めた。
Kリーグ1への昇格は叶わなかったが、マサは大田のファンに深い印象を残した。

 今年10月にプロ初のハットトリックを達成したマサは、インタビューで「私は失敗したサッカー選手だった。それでも今日のように人生を変えられる試合があり、昇格にも人生を懸ける」と韓国語で話し、話題を集めた。

 マサはチームを通じて「物足りなさが残るシーズンだった」としながらも「大田で再び挑戦を続けられることになったので、さらに強い目標と意志を持って来年には必ず約束を守るために最善を尽くす」と意気込みを語った。