ペンス前米副大統領は4日、2020年大統領選の結果を覆す権限がペンス氏にあったと主張するトランプ前大統領について
「間違っている」と述べた。24年の次期大統領選出馬をにらむペンス氏が、共和党内で影響力を保つトランプ氏を
正面から否定する異例の展開。両者の関係はトランプ氏も意欲を示す次期大統領選の行方に影響しそうだ。
ペンス氏は南部フロリダ州で開かれた会合で演説し、昨年1月の連邦議会での大統領選結果認定手続きを巡り、
ペンス氏が兼務していた上院議長の権限で結果を覆すことができたとするトランプ氏らの主張を否定。
1人の判断で民意と異なる人物を大統領にできるとの考えは「米国の価値観に反する」と批判した。
また、結果認定手続きを阻止しようとしたトランプ氏支持者による議会襲撃について「議会史における暗黒の日だった」と指摘した
https://www.sankei.com/article/20220205-E4L3ILE7UBMRHNOKF66WYM6HA4/