「すっかり古くなっちゃって…」その“太陽光ブーム”から10年余り。
黒川さんの住宅の太陽光発電の設備は老朽化が進んでいました。
去年は発電した電気を変換する2つの装置のうちの1つが故障。
メーカーに問い合わせたところ、装置を修理するのは難しく、担当者からは「新品に替えるしかないが、費用は20万円から30万円ほどかかる」と言われたといいます。
年金暮らしの黒川さん夫婦。
一度に20万円以上の出費は重い負担です。
(中略)
パネル販売店
「これまでの撤去費用は20万円ほどで、取り外したパネルを中古品として販売していました。最近は古くなって中古品として売れないものが増えているため、リサイクルに回しています。リサイクルには費用がかかるため、今の撤去費用は50万円近くに値上がりしています」
別のパネル販売店
「費用が安くて済む場合は20万円くらいですが、家が大きかったり、屋根の傾きが急だったりして大規模な足場を組む必要がある場合は、100万円を超える可能性もあります」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220204/k10013464251000.html