“血の日曜日”から50年。U2のボノとジ・エッジが「Sunday Bloody Sunday」の新Verを公開
U2のボノ(Bono)とジ・エッジ(The Edge)が、1983年のアルバム『War』に収録されている「Sunday Bloody Sunday」の
アンプラグド・ヴァージョンをバンドの公式YouTubeチャンネルで公開した。
この情感溢れる新アコースティック・ヴァージョンは、北アイルランドのロンドンデリーで、非武装の市民27名が
イギリス陸軍落下傘連隊によって銃撃され、13人が射殺された“血の日曜日事件”から50年を迎える2022年1月30日に公開された。
この事件は、公判なしでの拘禁を認める政策に反対する市民のデモ行進中に起こり、この日の負傷が原因で後に14人目の市民も死亡。
この事件からインスピレーションを得て書かれた「Sunday Bloody Sunday」は、当時のイギリスとアイルランド間の北アイルランドの
領有を巡る北アイルランド情勢を、“問題”として広く捉えた楽曲だった。
「愛を込めて、ボノ&エッジ」というシンプルなメッセージと共にYouTube上で公開されたこの新ヴァージョンでは、
最終節の歌詞が次のように書き替えられている。
「ここが殺人現場/虚構のウイルス、リアリティTV/なぜこんなにも多くの母親たちが泣いているのか/宗教は聖霊の導びの敵となる/
戦いは始まったばかり/イエスが勝ち取った勝利は何処へ?」
https://www.udiscovermusic.jp/news/watch-bono-edge-update-sunday-bloody-sunday
https://www.youtube.com/watch?v=_xHNDiZQv6w