民主党と国民新党による菅連立内閣が8日、正式に発足した。菅直人首相は就任会見で、経済、財政、社会保障を立て直して「最小不幸社会」を目指す考えを明らかにした。
菅首相は「政治の役割は、貧困や戦争など国民や世界の人が不幸になる要素をいかに少なくしていくかだ」と意気込みを語った。
http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201006080313.html
@soleluna1219
もうずーっと昔のことだけど、聞いたか読んだかも忘れた菅さんのエピソード。既に議員となっていたけど、息子さんが不登校になり議員会館など職場に連れて行っていたそう。
人間はお天道さまが出ているうちは働くか勉強するかするものだから学校行かないのならここで勉強しなさい、と。
たまに息子の勉強を見つつ、傍らで自分も仕事していたそう。私はそのエピソードを知って、政治家としての評価以前に人として突き抜けた強さがある人だと思った。
団塊の世代の菅さんが平日職場に子どもを連れて行くことに周囲の理解があったとは思えないし第一奥さんは何してるの?と散々言われたろう。
そんな世間体とか常識とかブッチぎって不登校になった我が子と淡々と相対できるのは当時の感覚から言えばスゴいと思った。ひとまず子どもに居場所を作り、
妻ひとりに負担させないという行動を取ることで、子も妻も精神的に追い詰められることなく“これから”を考えることができたのではないかなと思う。
だから菅さんの謳う“最小不幸社会”の理念を聞いた時も原発避難者に非難を浴びせられた時の対応も、菅さんらしいなと私は思った。
不必要で過剰な見栄やプライドばかりの政治家とは真逆で、人の不幸を和らげたいと願う人。イラ“菅”と言われるけど私が知る限りそれを有権者や市民に向けたことはないはず。
だけどTwitterを始めて間もなくこの界隈では菅さんは嫌われ者なのだと知って悲しかった。リサイクルなんて言葉もない時代に、新聞雑誌を引き取る際のちり紙交換は無しで
その分を政治活動費としての寄付という形で了承を得た地元市民の家々を軽トラで回り、同時に市民の声も拾っていたとも本で読んだ。
年齢的にも私の菅さんに対する思いは封印して静かに送る時を待つばかりかと思ってた。ところが今回、理不尽や不条理に対し未だ闘志衰えぬ姿を見せられて本当に嬉しい限り。
岸田さんより余程人の話を聞く柔軟性も備えてるしキレッキレの切り返しも健在。もう傷を負わせたくないという私の考え間違ってた
@dobo8db
菅直人の最小不幸社会理論、そうそう、そういうのでいいんだよって感じする。足枷がなくなればより自由に幸福追求できるものな。
初期投資として上から下に流すものもあろうけど回り始めたら上もより高みに行けそうな気がするけどな。しゃしゃってぽしゃるよりいいな。
@rill_sudaichi_
菅直人の言ってた最小不幸社会という考え方はけっこう好きです。ロールズの「正義論」そのまんまだけど
@kinkuma0327
菅直人が自身が理念として「最小不幸社会」を掲げたとき、当時自民党の小池百合子が、「最小不幸は否定形だから、最大幸福社会を実現すべき」的なことをいったが、
菅直人はこれに「幸せの感じ方は政治権力が押しつけるものではない。権力の怖さを権力を持つ政治家は持たなければならない」と反論した。