「核シェルター」ふるさと納税の返礼品に 寄付額2090万円で 茨城・結城市 毒ガス対応フィルター搭載
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結城市は、ふるさと納税の返礼品に放射性物質や火山灰の被害を防ぐ「防災核シェルター」を設定した。寄付額は二千九十万円と超高額だ。市によると、防災核シェルターの返礼品は栃木県矢板市に次いで全国二番目。
 シェルターは幅約二メートル、奥行き約四メートル、高さ約二メートル、重さ二・三トン。鋼鉄製の壁面にイスラエル製の特殊なフィルターを搭載しており、放射性物質や火山灰のほか、サリン、VXガスを除去できる。
 エアコンや換気扇、電源のコンセントなどを備えており、最大五人の収容が可能。主に一般家庭での利用を想定し、平常時は書斎やテレワークスペースなどとして利用できる。
 市契約管財課によると、昨年末に市内の製造業者から返礼品に追加してほしいとの申し出があった。返礼品として手に入れるには、五億円程度の年収が必要だという。
 同課の担当者は「核戦争の危険性については何とも言えないが、市としては頑張っている市内の業者を応援したいと考えた。実際に必要となる可能性は低いが、話題づくりになれば」と話している。(出来田敬司)

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