東京オリンピック・パラリンピックでボートなどの競技会場になった「海の森水上競技場」と周辺の公園の活用法について、
有識者がアイデアを出し合う会議が開かれました。
東京大会でボートとカヌーの競技会場となった「海の森水上競技場」は、年間に誘致する大会数の目標が、
来年度は一部にとどまっています。
都は、大会以外でも利用を促進しようと、周辺に整備された公園も含めた利活用策について検討を続けていて、
4日にアイデアを出し合う初めての会議を開きました。
会議には、イベント会社の社長や大学教授、アルピニストや女優など、さまざまな分野の人たちが参加しています。
都の担当者は「大空が広がり、海や緑もある、非日常が味わえる空間なので、魅力的なアイデアをお願いします」と
呼びかけました。
都によりますと「競技場の建設にあたり、廃棄物の処分場に植樹して森を整備したいきさつなどを生かし、
環境問題について紹介するイベントはどうか」などといった意見が寄せられたということです。
都は、こうした意見を参考に引き続き検討を続けるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220204/k10013467821000.html