2022年2月7日 19時30分

産経新聞

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新型コロナウイルスワクチンの3回目接種をめぐり、各自治体の集団接種予約は米ファイザー製の人気が先行し、米モデルナ製が敬遠される傾向にある。

 1、2回目接種ではファイザー製を打った人が全国で8割に上っており、モデルナ製の強い副反応や交差接種を懸念する声が多いためだ。ただ、3回目接種ではモデルナ製の供給が大幅に増える見通しで、モデルナ製の接種加速が課題となっている。

大阪市では7日、2回目接種から6カ月以上経過した65歳以上の一般高齢者らに対する接種が始まった。集団接種会場は全6カ所。翌週分の予約もこの日始まったが、6会場で唯一ファイザー製を扱う「城見ホール」(同市中央区)は、午前9時の予約開始から1時間以内に枠がすべて埋まった。ほかの5会場は午後3時時点で予約率3〜34%程度で、市の担当者は「ファイザー製の人気がうかがえる」と話す。

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