異様に評論家受けしてるのを覚えてる
ただ行って帰るだけの物語なのに

だが何故かはわかる
表層的な流れは正しく行って帰るだけ
だが過程で意義や意図が変化していく
バラバラだった一行の関係性が変化する
それをセリフでは全く説明しない
全ては選択した行動やちょっとした仕草で変化を表現する

あと物語の構造も中々捻ってる
直ぐに気付くのは主人公はマックスではなくフェリオサら女たちって事
ホントならポリコレ連中が大喜びするはずの内容なのに
あちら界隈でこの作品を評価してるの聞いたことがないw

補足的な驚きとしてニュークスってトリックスターがわかりやすくいるが
終盤になってマックス自身もトリックスターだったと気付かされ
唸らされる

ここまで周到に練られた構成と脚本により多層的な物語が
構築されてる

これがこねくり回して分析する評論家に受けないわけがない