・COVID-19ワクチン接種の義務化に抗議するカナダのトラック運転手たちは、GoFundMeがそのキャンペーンを停止した後、資金の調達先をキリスト教系の寄付サイト「GiveSendGo」に移行した。
・フリーダム・コンボイは、GiveSendGoで400万ドルを集め、連邦政府にすべての義務化を中止するよう要求している。
・このグループは10日間抗議し続けていて、オタワの市長は非常事態を宣言した。
オタワでCOVID-19ワクチンの接種義務化に抗議しているカナダのトラック運転手たちは、クラウドファンディングサイトのGoFundMeがキャンペーンへの寄付の受付を停止した後、キリスト教系の募金サイトに資金調達先を移した。
フリーダム・コンボイとして知られるこのグループは、その募金サイト「GiveSendGoギブセンドゴー」で400万ドル(約4億6000万円)以上を集めている。
同団体はGiveSendGoで、「カナダ国民の皆さん、政治的な行き過ぎた行動はもう終わりにしよう。現在の政府は、我々のビジネス、産業、生活の基盤を破壊するような規則や命令を実行している。我々は、連邦政府と戦い、国民に対するすべての命令をやめるよう要求している」と述べている。
GiveSendGoでの募金活動は、GoFundMeがフリーダム・コンボイの活動を知り、その募金受付を取り消した後に開始された。
「GoFundMeは平和的な抗議活動を支援しており、フリーダム・コンボイ2022の資金調達が最初に行われたときもそうだったと考えている」とGoFundMeは声明で述べている。
「我々は、以前は平和的だったデモが占拠となり、暴力やその他の不法な活動が報告されているという法執行機関による証拠を持っている」
フリーダム・コンボイのGiveSendGoのページは、募金活動がオンラインで広がり続ける中、2022年2月7日に何度もクラッシュした。GiveSendGoの広報担当者は、サイトへのトラフィックが増加しているため、時折、不具合が起きているとInsiderに述べた。
GiveSendGoのウェブサイトは、「No.1のキリスト教クラウドファンディングサイト」「変化をもたらすために世界中でキリストとともに奉仕するための場所」と自らを説明している。同サイトの公式ツイッターアカウントは2月6日の夜、48時間の間にこれだけの資金が寄付されたことは「奇跡」だとツイートしている。
フリーダム・コンボイは約10日間、カナダの首都オタワで、トラックで道路を封鎖するという抗議活動を行っている。その間、支持者は燃料をそりに乗せてトラックまで運んでいる。Insiderが以前報じたように、これには数千人が参加している。このデモにより、オタワ市長は2月6日に非常事態宣言を発令した。
ジム・ワトソン(Jim Watson)市長は声明の中で「非常事態宣言は、進行中のデモがもたらす住民の安全への深刻な脅威を...
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