SNSで知り合った女子高校生とのわいせつな行為をスマートフォンで撮影したうえ、その動画を保存したとして、都立高校の29歳の教諭が児童ポルノ禁止法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、都立高校の教諭で東京 町田市の兼原眞容疑者(29)です。

警視庁によりますと、去年7月から8月にかけて、都内のホテルで17歳の女子高校生とのわいせつな行為を3回にわたってスマートフォンで撮影したうえ、その動画を保存したとして児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。

兼原教諭は、この女子生徒とわいせつな行為をした疑いで先月逮捕されていて、押収したスマートフォンを調べたところ、複数の動画が見つかったということです。

調べに対し「自分の性欲を満たすためにやりました」と容疑を認めているということです。

女子生徒とは去年4月にSNSを通じて知り合ったということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。

都立高校の教諭が逮捕されたことについて、東京都教育委員会は「警察の取り調べなどの状況を踏まえて処分について検討したい」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220209/k10013476321000.html