【モスクワ=工藤武人】 
ロシアの独立系世論調査機関レバダ・センターの最新調査で、プーチン大統領の支持率は69%と、昨年12月の前回調査から4ポイント上昇した。
不支持率は29%で前回から5ポイント下がった。ウクライナ情勢を巡る米欧との対決姿勢が支持拡大を後押ししている可能性がある。

支持率の上昇は、露軍部隊がウクライナ周辺に集結し、緊張が高まり始めた2021年11月から3回連続となった。

 ロシアが進んでいる方向については50%が「正しい」と答え、「間違っている」との回答は39%だった。

 調査は1月下旬から2月初めに行われた。

 レバダ・センターはプーチン政権から米欧のスパイを意味する「外国の代理人」に指定されており、政府系の世論調査機関とは一線を画している。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220209-OYT1T50254/