佐賀県教育委員会は7日、小城市三日月町の長崎自動車道下り線で時速56キロオーバーの速度違反をしたとして、唐津市立中の男性事務職員(20)を戒告の懲戒処分とした。

 県教職員課によると、男性職員は1月3日、福岡県久留米市での初詣を終えて唐津市に乗用車で帰宅する途中、午前1時半ごろ法定最高速度時速100キロの高速道路を156キロで運転し、自動取り締まり装置に感知された。

 1月13日に警察から出頭要請の書類が届き、男性職員が同日、校長と教頭に報告、翌14日に出頭した。職員は県教委の聞き取りに対し「早く帰りたいという気持ちが大きかった。運転技術を過信した公務員としての自覚に欠ける行為だった」と話しているという。

 県教委が速度超過で懲戒処分をするのは2008年4月以来。唐津市教委は7日、管理監督が不十分だったとして在籍校の校長を口頭訓告にした。(大橋諒)

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