愛知県PCR検査システムへのランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃について
掲載日:2022年2月10日更新
この度、下記のとおりランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃を受けたことが判明しましたので、お知らせします。
1 サイバー攻撃を受けたシステム
愛知県PCR検査システム
(新型コロナウイルス感染症対策に係るPCR検査のデータを管理しているシステム)
2 経過
2022年2月5日(土曜日)、職員が当該システムを立ち上げたところ、画面に英語が表記され、使用できない状態となっていました。
不具合の原因は、調査の結果、システムのデータを管理するサーバに「ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)」によるサイバー攻撃を受けたことによるものであることが分かりました。
このサイバー攻撃により、県が管理しているサーバへの不正アクセスが確認されましたが、現在のところ、個人情報漏えい等の二次的被害は確認されていません。
3 対応状況
(1)システム開発会社に依頼し、他者からのアクセスができないようサーバを一時停止しています。
(2)PCR検査は、電子メールによる代替措置を講じ、継続実施しています。
(3)愛知県警察本部サイバー犯罪対策課に被害相談を行っています。
県といたしましては、本攻撃に対する要求には応じず、引き続き、関係機関と連携しながら適切に対応してまいります。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/eisei/pcrvirus.html