感染拡大が続く中、オミクロン株の特徴について、新たな研究結果が発表された。

それは、従来株よりもオミクロン株が「しつこい」というもの。

京都府立医科大学の廣瀬助教のチームが、物に付着した際に、オミクロン株がどのぐらい生き延びるのかを調べた。

コロナウイルスが発生した直後にも、物にどれだけウイルスがついているか話題になったが、今回新たにオミクロン株でということで、調べたのは、人の皮膚とプラスチック。

人の皮膚では、新型コロナ発生当時、初期の株では9時間生き続け、プラスチックの上ではおよそ2.3日生き延びる。

これでも結構長いなと感じるが、オミクロン株は、皮膚の上では21時間、1日弱。
そして、プラスチックではおよそ8日、1週間以上も生きることがわかったという。

廣瀬助教によると、オミクロン株は以前のウイルスに比べて、さまざまな環境で生存できる、「タフになっている」と指摘している。

それが、このオミクロン株の感染拡大の1つの要因になっている可能性があるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/53871c963993451700e6e0fd2fe355db52e89e94