イスラエル軍がシリアをミサイル攻撃し民家などに被害、
https://news.yahoo.co.jp/byline/aoyamahiroyuki/20220210-00281442
首都ダマスカス一帯がミサイル攻撃を受ける
シリア・アラブ国営通信(SANA)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍が2月9日午前0時56分頃にレバノンの首都ベイルート南東の上空を領空侵犯、
シリアの首都ダマスカス一帯の複数カ所に空対地ミサイル多数を発射、また同時10分には占領下のゴラン高原から同じく首都ダマスカス一帯の複数カ所に向けて地対地ミサイル多数を発射と伝えた。
SANAによると、これに対して、シリア軍防空部隊が迎撃を行い、ミサイルの一部を撃破したが、攻撃により兵士1人が死亡、5人が負傷、
ダマスカス郊外県クドスィーヤー市の住宅や車などが被害を受けた。
日本を含む西側諸国のメディアでは、同盟国でもあるイスラエル軍によるシリアやレバノンへの領空・領土侵犯、
越境爆撃・砲撃について報じられることはほとんどなく、
イスラエル軍がこうした侵犯行為を正式に認めることはない。
だが、今回の攻撃ついて、イスラエル軍はその実施を認めるという異例の対応をとった。