立憲民主党の小川淳也政調会長は10日、新型コロナウイルス対策を議論する政府と与野党の協議会の中で、緊急事態宣言の発出の検討を求めた。協議会後、記者団に明らかにした。
立憲はこの日の協議で、1日の死者数が昨夏のデルタ株による「第5波」を上回っている状況を指摘し、「緊急事態宣言の発出も含め、人流抑制など感染拡大を防ぐ対策」を速やかに講じるよう求めた。
また、都道府県を越えた患者の受け入れや医療従事者の派遣のための体制を法的に整備するため、政府が今国会の提出を見送った感染症法改正案の与野党協議も呼びかけた。
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