ボスが来た」的にも使えるWindows 11の仮想デスクトップ
Windows 11では、仮想デスクトップの機能が強化され、デスクトップごとに壁紙を設定できるようになった。いまひとつ活用事例の少ない機能ではあるが、複数の仕事を平行して処理する場合にデスクトップを使い分けたり、いわゆる「ボスが来た」的にすばやくデスクトップを遊びモードから仕事モードへと切り替えたりすることもできる。
まじめな使い方:同時進行のタスクを仮想デスクトップで整理する
仮想デスクトップは、Windows 10の時代でも利用可能だった機能だ。複数のデスクトップを利用する方法としては、ディスプレイを複数台用意するマルチディスプレイの方が一般的だが、仮想デスクトップでは、文字通り、こうした複数のデスクトップの使い分けを1台のディスプレイで仮想的に実現できる。
具体的に仕事のシーンでの活用例を考えてみよう。
テレワークの普及もあって、自宅のPCで複数のタスクを平行して処理しなければならない人も少なくないだろう。例えば、1日のタスクとして、「プレゼン資料作成」「経費精算」「Web会議(複数)」があったとしよう。
この場合、朝、PCを起動したら、まず通常のデスクトップにPDFの資料やExcelを広げた「プレゼン資料作成用」のデスクトップを用意する。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/win11tec/1366194.html