「ミヤネ屋」のコメンテーターとして知られる読売テレビ・高岡達之解説委員長が12日、同局の「あさパラS」に生出演。北京五輪のスキージャンプ混合団体で高梨沙羅がスーツ規定違反で失格になった問題についてコメントした。
これについてMCのハイヒール・モモコが「すっごい腑に落ちへん。すごい嫌な気分になったけど、これ規定なんですよね?」と言及。すると高岡氏は「これも要は、『日本の対応が…』(と称賛されている)。僕もそれはそれで当日は感動しました。日本の選手はどなたも当日は責めない。で、皆さんで慰め合って、励まし合って、2回目飛びましたよね。私は次の日のニュースで『これぞ日本!』って絶賛したんです」と振り返った。
しかし、その後高梨は全日本スキー連盟(SAJ)の聞き取り調査に検査方法が通常と異なっていたと説明。ドイツ代表関係者らから男子に対する厳格な測定で知られるマテリアルコントロール(道具チェック)担当者のミカ・ユッカラ氏が、混合団体の時だけ女子に介入≠オてきたとの証言が出ている。
それを踏まえ高岡氏は「だからね、ちょっと日本人がその日(文句を)言わなかったということは、私たちから見るとものすごく共感するけれど、ヨーロッパの審査をする人には違う意味でいいようにとられちゃっているところがあって。『ほれ見てみろ、ドイツは文句言うけど、日本は黙ってるよね』と」と解説。
続けて「違うで、われわれは選手に感動したんであって、測っているあんたらのために黙ったんと違う」とコメントし「聞いてるかヨーロッパ!」と声を荒らげた。
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