〈佐賀大雨から半年〉「離れられず」自宅かさ上げ 住み慣れた地、被災者複雑
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かさ上げ工事を始めた田代良司さんの自宅＝武雄市北方町志久
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佐賀県内に特別警報が発令された２０２１年８月の非常に激しい雨から半年になる。特に浸水被害が甚大だった六角川流域の住民の中には、度重なる水害に住み慣れた地を離れる人がいる一方、武雄市北方町の田代良司さん（６３）は地元に残り、自宅のかさ上げを選んだ。安心した暮らし、故郷への愛着…。被災者たちは複雑な思いを抱えている。
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