1. 「あなたのマネジメントスタイルを物語る実例があれば、教えてもらえますか?」
「あなたのマネジメントスタイルはどのようなものですか?」という質問から、意味のある答えが得られるとは思わないほうがいいでしょう。
https://www.lifehacker.jp/article/2202-tough-questions-you-should-always-ask-a-hiring-manager
「あなたの長所は? 短所は?」という困った質問を思い出してください。その人の特性をつらつらとリストアップされたところで、それを鵜呑みにすることなんてできません。
ポイントは、あなたが求めている内容を裏づける「実例」を聞き出すことです。
まさにあなたが求めているような労働環境をつくったという実例を挙げられるのなら、その将来の上司には期待が持てます。
反対に、もし自身のマネジメントスタイルをポジティブに物語る実例を挙げられなかったら、入社後にそれがどんな影響を与えるのかについて、よく考えましょう。
2. 「部下の仕事ぶりが思わしくないときは、どう対処していますか? 実例はありますか?」
先ほどの質問で、その人のマネジメントスタイルがよくわかる答えが得られなかった場合には、もっと突っ込んだ質問をぶつけてみましょう。
どのようにして建設的なフィードバックを部下に与えているのかを、その人はくわしく説明できますか? その人の口調には、押し殺した怒りが垣間見えていませんか?
もちろん、どんな面接であっても、「信頼できない語り手」という問題に直面します。
ですが、その人の上司ぶりがわかる具体的な例を質問することで、うまくいけば、あなたにとって望ましい「上司と部下の関係」が築けそうかについて判断しやすくなるでしょう。
3. 「チームの直近の昇進に、どのようにアプローチしましたか?」
この質問の狙いは、あなたの成長可能性に探りを入れることです。
「昇進の頻度はどのぐらいか?」「昇進に必要なものは何か?」「この人は、自分の昇進を具体的にどのように後押ししてくれるのか?」といったことを知るためです。
昇進がどう行なわれるかについての質問は、あなたが合流するかもしれないチームにおける昇進のプロセスを把握する上で、とても重要です。
また、あなたがチームとともに成長したいと望んでいるなら、新しい役割にそのチャンスが存在することを確認しておきたいはずです。
4. 「これは新設のポジションですか? それとも、後任者を探しているのですか?」
次に聞くのはこの質問です。「前任者が辞めた理由は何でしょうか?」気が引ける質問ですが、答えを聞くことができれば、その職場のことがさらによくわかるかもしれません。
この質問に「将来の上司」が、しどろもどろにならずに答えているか、目を凝らして確かめましょう。
そこが劣悪な職場であることをほのめかす言葉が混じっていないか、耳を澄ませましょう。離職率が異常に高くはありませんか?
それとも、前任者は昇進したのでしょうか? 昇進したのであれば、あなたも、前任者の道をたどれるかもしれません。
5. 「今回の新規採用で、リーダーであるあなたは、どのような点で仕事がしやすくなりますか?」
この質問への答えから、どうすればチームの戦力になれるのかだけでなく、その人が具体的に何をあなたに期待しているのかも把握できるでしょう。
なぜあなたの仕事が重要なのか? その理由を将来の上司の口から直接聞くほうが、箇条書きにされた業務内容を読むよりも、よっぽど有意義です。
/
6. 「これまでの面接官は全員男性でした。チームの女性社員から体験談を聞かせてもらえませんか?」